「エドウッド」



さて、肝心の「エドウッド」とはどういった映画なのか?舞台は1950年代のハリウッド。後に”史上最低の映画監督”と酷評され、しかもストレスが溜まると女装する癖があるという主人公エドウッド(実は実在の人物)をジョニーデップが見事に演じ切ってます。さらには随所にティムバートン監督が得意とする独特のブラックユーモアや知る人ぞ知る的な演出が加わり、とても完成度の高い(?)作品です。その他にエドを取り巻く人たちにも、細やかなニクイ演出が施されており(当時の助演男優賞を獲得しています)とても愛らしく描いてます。本来人が心の底に持っている内面的な感情・個性といったものが登場人物たちを通じて温かく、かつユーモラスに描かれている気がします。また映像は1950年代をモチーフにしていることから全てモノクロです。この映画の評価は賛否両論がはっきりしますが、観初めて数分後には必ずその世界にはまってしまいますよ!



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Important thing, it is family・・・ (明鏡止水の心境を求めて)

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