新人さん来襲 Part2

4月も半ばを迎え、新人さんたちは少し見慣れた職場に安堵しながらも、毎日行われるオリエンテーションに四苦八苦している時期と思われる。


僕が働く職場は救命センター。ですから新人さんと言えば看護師に研修医やレジデントといわれる医者である。研修医やレジデントは別にして、ついさっきまで学生であった看護師がいきなり”呼吸器とは””PCPSとは””モニタリングとは”と伝えても、ピンと来ないのは安易に想像がつく。しかし、こちらとしても早く戦力になって欲しいから、つい教え方にも力が入ってしまう。


今日のオリエンテーションは、そんな呼吸器の取り扱い方法。昼の13時から夕方16時までの3時間、途中休憩を10分程度入れるだけで、ほぼぶっ通しで行った。もちろん僕は前に立ち続け、しゃべり続ける。今回に限ってカンファレンス室が使えないことからCT室で行った。無論椅子や机などない訳であるから、聞いてる方も立ちっぱなしである。


そんな感じで行われたオリエンテーションも開始1時間を過ぎた辺りから、みんなの顔色に段々疲れが見え隠れする。


僕「(ん〜言ってることの意味が分からんのかな?)」


僕「何か分からんとこあるかな?大丈夫か?」


皆「はぁ〜い 大丈夫です・・・」


僕「・・・・ひょっとして、立ってるのがしんどいとか??」


皆「・・・めっちゃしんどいです・・・」


僕「(うわぁ〜なんて正直者なんやぁ〜)・・・んじゃ休憩入れようか」


中には大丈夫と言っていた子もいたが、10分間の休憩を入れると、ほぼみんながその場に座り込んでしまった。


こっちは立ちっぱなしのしゃべりっぱなしやねんけどね・・・・・・。


数年が経ち、今回新人さんとして入職した彼らが立派に成長した未来、その時新たに入職してくる後輩に対し、彼らは何と言って指導するのか・・・今から少し楽しみだったりします!




rabbitfoot-family

Important thing, it is family・・・ (明鏡止水の心境を求めて)

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