我らの仕事
GW明けと言っても、4,5日と仕事でしたから特に普段と変わらないのに、やはり気分が”休み明けで、なんかだるい・・”って感じの一日でした。それでも仕事は仕事。きっちりやんなきゃいけません。
臨床工学技士は循環装置や透析の他に、呼吸器にも携わります。でおまけに呼吸療法認定士ってのも持ってたりしますから、業務の幅は結構広い。
長期間安静で入院された方はご存知かと思うが、人間寝たままの状態というのは決して良くはありません。色んな所に障害がでますが、その中でも肺への影響も大きいのです。人は普段寝ている時に必ず寝返りをしますが、これは生理的に必要な行為で、簡単に言えば呼吸状態を正常に保つためのものだったりします。詳しく言いと長ぁ〜くなるのですが、同じ姿勢を何日も続けると痰が肺内の一箇所に溜まり、その部分の呼吸を妨げてしまいます。ですから長期臥床の患者には積極的に去痰する必要があるわけです。また長期に渡って同じ姿勢でなくても、胸郭の動きや腹部外傷に問題がある場合も呼吸を妨げてしまいます。
先日交通外傷で運ばれてきた20歳の男性。腹を打ったらしく緊急OPになりました。まぁOP自体は問題なく終わり、本人もすこぶる元気で既に病棟に移った訳ですが、腹部を切開しているので呼吸が浅くなり、うまく痰が出せずにいました。しかもタバコを吸うから余計に痰がでます。そんな時はフラッターバルブと言うおもちゃみたいな器具を使い去痰します。それはどういったものかと言うと、ただ吹くだけ。吹くことでバイブレーションが発生し、肺内を揺らして痰を出してしまえ!!ってやつです。めちゃ簡単で、子供からお年寄りまで問題なく出来ます。
世間では嫌がる痰を”おぉ〜良い痰がでたやんけぇ〜”と喜ぶ我ら医療者・・・。ふと独特な世界やなぁ〜と考えてしまいました。
話は変わりますが、去年の暮れ辺りからバイクの限定解除の話題が勃発しています。僕もそろそろと考えているうちに1ヶ月が経ち、2ヶ月・3ヶ月と無駄な日を費やしてる訳ですが、とうとう去年中型免許を取得した子が限定解除の取得に乗り出しました!!!う〜む・・・確かに限定解除したいが、取得すれば必ずでっかいバイクが欲しくなる。
・・・当分答えが出ぬまま悶々としなければならないようです・・・
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