muffin闘病日記 「術後管理と食事療法」
さて。嵐のような出来事から無事平和な日々を取り戻したmuffin。最近、やっと本来の体力と僕に対する攻撃力を取り戻し、激しく走り回っている毎日です。
飼い主たる僕はというと、今までmuffinに与えていた食事を一変させなければなりません。今更ながら、うさぎの食事管理についてもう一度勉強しました。
結石になるまでのmuffinの食事はというと、
- ペレットにエン麦を混ぜた食事が朝晩2回。
- 適度に乾燥牧草。
- 一日にドライパイナップルを5〜10粒。
- 一日に牧草スナック(アルファルファ入り)をうさぎ専用スナックを10粒
- 3日に一回、うさぎ専用ビスケット
でした。基本的に食事でおしっこの尿臭を抑える効果を担い、かつカルシウム摂取に重点を置き、げっ歯類であることから硬いスナックを、また毛玉症対策としてのパイナップル与えてました。
今回の一件で勉強になったのは、うさぎという動物はカルシウム排泄が他の哺乳類と比べて格段に多いことを知りました。それだけでカルシウムの過剰摂取が容易に結石を作り出すということです。で、それまで与えていた食事の中に、どこにカルシウムが含まれているかと言うと・・・
muffinが子供のときから食べていたペレットにカルシウム1.0%以上。最近食べているペレットが0.6%以上。スナックの含量であるアルファルファには大量のカルシウム。ウサギ用ビスケットに限っては32.3mg・・・・。もはやカルシウムだらけだったのです!
エン麦やドライフルーツも肥満の原因で、やはり本来うさぎの食事としては適当でないとの指摘を受けました。他のうさぎと比べ小ぶりなmuffinでも体重が2,4kgと言うのは、やや肥満気味だったそうです。
ペットショップによく陳列しているものは、”うさぎには必要ですよ!”的なニュアンスでよく紹介されています。何の疑いも無く信じていました・・・・
そうして現在、本来の”うさぎDNA”を思い出してもらうべく、ベジタリアンmuffinとなりました!
今のところ、カルシウム含量の少ないペレットと牧草に加え、野菜をたっぷりあげてます。初め3日間ぐらいはちっちゃいうんこさんでしたが、初めは腸内細菌が変化するまでとのことで、最近はとても健康的なうんこさんに変わり、すこし安心です。また野菜を大量摂取することでよりおしっこの量が増え、膀胱内にカルシウムを沈着させない効果もになってます。
今回ネットで調べたなかで「すすきの動物病院」のHPが参考になったので、紹介しておきます。
「すすきの動物病院」HP http://home.att.ne.jp/red/SVH/
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