役人が来てるらしい。
今頃になって言うのも変ですが、勤め先である我がセンターが年始早々に報道の的になってしまいました。
理由は・・・そう、”患者たらい回し”の件である。
(この表現はどうも納得がいかない・・・)
勤務している我がセンターは独立型の三次救命救急センター。
兎に角重傷者ばかり搬送されてくる訳であるが、
年末年始になると、一次、二次の所謂一般病院の受け入れが減らされてしまうため、
通常では搬送のレベルではない、一般的に軽症的と分類される患者までもが搬送されてしまう事に。
報道の的になったその日は特に心停止患者が立て続けに2名搬送され、循環を維持する心肺補助装置が2名とも装着(普段、連続で装着なんてあまり在りえません・・・)。さらに呼吸不全が運ばれ、その方にも心肺補助をするかも!!という近年稀に見る激務でした。
医師を含むわれらスタッフは勿論の事一睡もせずに翌日の夜まで、ぐだぐだになりながら治療に励んでました。
その報いが・・・・
亡くなられた方に対しては本当に申し訳ないと思います。
誰が悪いなんて言ってるのではありません。
ただ、こういった現実を報道の方はご自身の仕事のネタとして、ろくに下調べもせず、まるで加害者扱いのように報道することが気に入らないのです。
そんなこんなで、今厚生省のエライさん方が来られてます。
亡くなられた方の事を第一に考え、この医療体制そのものから抜本的な変革を望みます。
充実した医療体制!
医師を始めとするスタップの確保!
少し堅い話題になったので、最後に純粋な瞳をご覧下さい。
これが真実を見据える”瞳”であらんことを!!
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