動物病院の待合室で起きた惨劇・・・

先日久しぶりにmuffinの健康定期診断にいきつけの動物病院にいってきました。休日という事と来週の土日が休診という条件が重なったためか、普段よりも多種多様なペットたちが所狭しと待合室で待ってました。
そんな中、ふと目に付いたのが小さな籠に入れられて天井の蓋は開けられたまま若い旦那さんのひざに置かれた茶色いロップイヤー。
そしてその横にはラブラドールよりも大きい、あまり普段見かけない種類の大きな犬(プードルに似ていたが・・・)と、種類が違うけどもう一匹同じ大きさの犬。それぞれ親子(母と娘さん)が少し眺めのロープで犬を引っ張ってました。
そしてその横には小さなダックスかな?と老夫婦。
そして一番端っこに嫁さんと籠に入れたmuffinを座らせて暫くまっていました。

診察までの間、若干嫌な感じがしてました。というのもこの大きな犬2匹、片方は黒い毛の長い犬だったんですが、直ぐに放牧で羊たちをコントロールする放牧犬だと分かりましたが、もう一匹は見た目は愛くるしい顔立ちで、確かに可愛いのですが明らかに狩猟犬だとわかりました。
※プードルも元々は確か狩猟犬だったと記憶してたんだけと、違ったかな?
でもいくらおとなしいそうとは言え犬は犬。muffinに近づいて来たもののすぐさま犬とmuffinの間に僕らは入り込み、黒犬に対して『ごめんね~』といいながらmuffinから遠ざけます。
方や草食動物のひ弱なウサギ。方や肉食の大きな犬。絶対に近づけてはダメです。これが暗黙のルールです。

そんな中悲劇がおこりました。
片方のプードルに似た大きな犬が隣の茶色いロップイヤーに興味を示し始めたのです。
そして事もあろうにロップイヤーの飼い主は『犬だよ~』という雰囲気で犬が近づいてるにも関わらず容認してしまったのです。

その瞬間・・・・

突然犬がうさぎに噛み付き、振り回し・・・


まさに診察室は阿鼻叫喚。
犬は興奮しまくるわ、うさぎは逃げるわ、お互いの飼い主はバタバタするわ、周りの犬や人間もパニックに・・・
すぐさまうさぎの飼い主が犬に飛び付き、幸いにウサギは解放されたので事なきを得たのですが、
うさぎは必死の思い出診察室に逃げ込む。そんなうさぎを犬は追いかけようと必死にもがく。


これは犬とウサギ、両方の飼い主の責任だと私は思ってます。
もう一度言いますが、うさぎは犬の側に居るだけでとてつもない恐怖とストレスを感じます。それが普通です。
(稀に平気なウサギもいてますが、かなりレアですw)
それを単に”可愛いから”だとか、”お友達に~w”なんてのは飼い主、強いては人間のエゴに過ぎません。

うさぎが感じた恐怖は正に”死ぬ思い”に相当しますから、かなりのストレスを感じた事でしょう。
でかい犬の飼い主はもっと周りに気を配らせないといけません。
”黒い方の犬はおとなしいんです・・”と言ってましたが、だったら初めからちゃんとプードルに似た犬が他の動物に近づけれない様にしないといけない。

何があったらお互いが不幸になるのですから。もとい、犬は何も悪くないのにね・・・。



そんな状況の中、muffinは何事も無かったかの如く、顔を洗っておりましたw
(うさぎも8歳になると貫禄が出てくるのでしょうねw)

rabbitfoot-family

Important thing, it is family・・・ (明鏡止水の心境を求めて)

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