『CSRM』

先日、京都府は亀岡市で行われた第3回CSRM研究会に参加してきました。(「CSRM」とは、「confined space rescue and medicine」の略で、狭隘空間における救助と医療のことねw)。



医者でも看護師でもない一介の臨床工学技士が何故に?と思われるかもしれませんが、DMATのロジスティクス(調整員)
としてが意義あるものと判断したからでです。
確かに日本DMAT養成研修でもCSRMに触れなくなってはきましたが、だからといって”やらなくとも良い”という事ではなく、”救助課程を知っておくべき”と意識したからです。
とはいえ、「瓦礫の下」に伴う訓練なんて今まで行ったことないですから、基本的にはスタッフ側からの見学という形をとらせて頂きました。
しかし何事も経験しないと分からないので、受講者がミーティングしているときにスタッフに無理言って潜らせて頂きましたが、はっきり言って・・・・

”めっちゃ大変ww”

訓練では安全が確保されてるとはいえ、小さな明かりを頼りに暗闇の中を進む訳ですがゴーグルは曇る、肘膝パットはずれてモロ岩に刺さる、狭隘というだけあって
身動きはとれぬ、喘息がでそうになる(笑)とまさに過酷そのもの。これが実災害の時になるとさらに恐怖が倍増になるでしょう。
救助隊、凄すぎる・・・
JPTECとは勝手が違って救助されるまでに要する”時間”を考慮した要救助者へのアセスメントや体温コントロール、何よりも要救助者の不安に対する配慮など、
普段恵まれた環境下では本当の意味で理解できない事を学ばせて頂きました。

余談ですがとてつもない雨男の僕なので、訓練初日の西の空は•••



暫くするとこうなりましたw


翌日は打って変わって晴れ模様w
救助犬のデモンストレーションも初めて観させて頂きました。






スタッフの方々の人柄も本当に素敵で、右も左も分からない僕に、本当に優しく接していただき、とても有意義な訓練でした!

rabbitfoot-family

Important thing, it is family・・・ (明鏡止水の心境を求めて)

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